これまでにも書いてきたが、ブレーキは酷使すれば耐熱温度を超えてしまい性能が低下するし、エンジンもパワーアップを図るのであれば、熱量が増えてエンジンオイルと水温が上昇し、酷使し続ければオーバーヒートを起して最悪エンジンブローへと繋がる。
加えて、Z33ではパワーステアリングフルードも冷却不足気味のため、酷使するとステアリングフィーリング突然変化し、デフはオイル量が少ないため熱容量が小さく過熱し、オイルが潤滑性を失ってデフが傷むという頭を抱える問題が知られている。
そのため、スポーツ走行をするのであれば、過熱する箇所をしっかりと冷却して、チューニングの効果を最大限に発揮できるようにしておかないと、折角のチューニングも意味をなさないばかりか、事故の原因にもなる。
では、どう冷却すればよいかというと、それぞれに専用のパーツや冷却方法が確立されている。
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