ブレーキキャリパー

Z33のエンジン始動後、20km/h程度の低速走行時に足回りから音がする又はブレーキペダルを踏んでいると振動することがある。

エンジンを始動して暫く走行した後、エンジンが冷めない内に再びエンジンを始動しても症状が出ないが、エンジンが冷えるほどの時間を空けて再現すると再発することがある。

この症状はVersionSとVersionSTに搭載されているVDCの自己診断機能によるもので異常ではない。日産の公式ページにもZ33の説明としてではないが、多くの車両説明書に下記のような記載がある。

システムには自己診断機能が組み込まれており、エンジン始動時と低速での前進/後退時に毎回システムが診断されます。自己診断が行われると、鈍い音が聞こえたり、ブレーキペダルに振動を感じたりすることがありますが異常ではありません。

- 日産公式ページより -

この症状を経験したときは何かの故障かと思い、ディーラーにお世話になった際にこの症状について話してみたことがある。試走までして確認してもらったが故障ではないと診断されて安心はしたものの、その原因までは説明がなかったため、何のための挙動なのか理解はできていなかった。

しかし、この症状はVDCの自己診断機能によるものといわれてみると納得する。VDCの制御の1つにブレーキの調整機能があるが、この機能はブレーキを勝手に踏んでくれるようなもので、適切にブレーキが掛かるか低速時にテストしている際に生じるようだ。

ノーマルブレーキパッドの際は目立った症状ではなかったのだが、社外品の効きの良いブレーキパッドに交換した後から症状が目立ってきたため、効きの良いブレーキパッドに交換した場合は症状が目立つことがある。

なお、この症状はABSの自己診断機能によるものでも出てくると日産の公式ページに記載があるため、VDCが搭載されていないベースグレートやVersionTでも症状が出る場合があるかもしれない。