外部音声入力端子を差し込み直して終了

私のZ33には音楽と動画の再生、ナビの利用を目的としてAndroidタブレットのASUS MeMO Pad 7 (ME176)を搭載している。

タブレットPCを車載するメリットについては様々だが、普段よりPCやスマートフォンを使用しているユーザーとしては、メーカー固有の操作を覚える必要があるナビとは違い、操作が直感的で分かりやすい。また、対応する動画・音声フォーマットが多く、大抵のものであれば難なく再生されるので機器に合せてファイルを変換する必要がほぼ無い点だ。

ナビについては、やはり専用機器ほどのGPS精度は出ないし、使用するナビアプリによってはテザリングなどでインターネットに接続していないと利用できないものもある。しかし、GoogleMapのナビ機能を使うのであれば、地図は随時更新され更新に係わる費用は発生しない。

ナビを頻繁に使うことがない私の環境では十分ということもあって、前車のコペンの頃からタブレットPCを常に車載しているが、車載といっても設置して終わるのではなく、オーディオやナビのように、キーに連動してスリープのON/OFFをする設定をしている。

この連動機能の設定については、こちらのブログで詳しく説明しているが、Android OSの搭載が前提条件となる。

Nexus7(2012)

そういうわけで、ASUS MeMO Pad 7 (ME176)を採用しているのだが、Z33の乗り換えの際、前に車載していたNexus7(2012)から更新している。

Nexus7(2012)は5年前のタブレットPCということもあり、動作が重たくてナビに支障が出ていた。だが、ASUS MeMO Pad 7 (ME176)に切り替えてからは快適だ。動画も音楽もナビもストレス無く動く。

だが、Z33との相性かASUS MeMO Pad 7 (ME176)の問題か、スリープの連動処理については、コペンの時と同じ設定を使用しているのに連動しないことがあった。また、動画の再生時には連動については完全とはいえなかったため、今回、キー連動処理の肝となるTaskerの設定を全般的に見直した。

これにより、音楽の再生でキーに連動してスリープ状態がON/OFFになるだけでなく、動画の再生でも同じようにキーに連動してスリープ状態をON/OFFにすることが可能となった。

だが、困ったことに動画の再生をしているとASUS MeMO Pad 7 (ME176)の燃費が悪くなり、スリープ時に思ったよりバッテリーを消費するため、Z33の使用時に満充電にしきれず追い充電をすることになる。
※音楽再生時はスリープした際のバッテリー消費が少なく、バッテリー残量は増える傾向にある。

前に使用していたNexus7の2012年モデルはこのようなことはなかったが、既に力不足となりZ33への乗り換えを機に引退させている。いまさらあれを引っ張り出すわけにもいかない。

省電力設定があるので試しにONにしてみたところ、気持ち改善したようなバッテリーの減り具合だったが、そもそも減り続けているので根本的な解決にはならない。こうなると、最新のARM系CPUが搭載されたAndroidタブレットが欲しくなってくる。

ミニ・タブレット・グリッパー2

なお、Z33への固定は、厚みを調整するためのシリコンカバーとPROVILE メディア・マウンターのミニ・タブレット・グリッパー2の部分のみを使用して、小物入れのフタに引っかけるようにして固定している。

実際の所、固定と言ってもはめ込んでいるだけで完全に固定しているわけではないが、攻めた時の動きでも外れることはないため、今のところ問題は無い。

この方法は、小物入れの仕様が異なる前期型ではおそらく使用できないはずなので、中期・後期型のみの簡易マウント方法と考えるべきだろう。