発売は2002年から2008年。後に、失われた20年と言われる長期の不景気のなか、各メーカーがスポーツカーの販売を取りやめる状態にあっても、粘り強く販売し続けていたモデルとして印象に残っている。
現在はGT-Rにその座を譲ったが、Z33の発売当時は日産スポーツカーのフラッグシップモデルとして、毎年細部を改良しつつ、エンジンの変更を含み3回のマイナーチェンジを最終的に行なうなど、GT-Rの登場まで精力的に開発されてきたモデルでもある。
現在では6代目のZ34が発売されているが、カスタムベース車としては価格がこなれていること、また、市場の在庫が多いため安価ということもあり、大排気量NA、FR車に憧れるドライバーの受け皿となっている。
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