燃料計

Z33は乗り方によって大きく燃費が変わる車で、場合によってはカタログ値を超えることも珍しくはない。

カタログ値は前期型のベースグレードMT車で9.7km/Lとなっているが、当時は10・15モード燃費のため実燃費はカタログ値から大きく剥離する。2011年よりJC08モードに切り替わったが、それでも実燃費はカタログ値より落ちるのが一般的だ。

では、Z33の実燃費はどうかというと、ネットで出ている数値はおおよそリッターあたり6km~13kmといった数値で、どの数値を燃費として捉えたらよいのか分りにくい。

これには環境に大きく左右されることが原因だが、大ざっぱにまとめると・・・

・ストップ&ゴーが多い街のりで5~6km/L
・高速道路や地方等の信号機が殆ど無い道を走ると10~13km/L

このように、実燃費はカタログ値よりも良いか悪いかに二分されているように感じる。

燃費

私の環境だと、片道20km通勤で10~11km/L程度(中期型のVesionS MT)だが、これは道中の信号機が片手で数えるほどしか無いためで、ストップ&ゴーはほぼ無いといって良い。

なお、最高記録はクルージング時の12.5km/Lだが、この時は市街地を避けて信号がほぼ無いようなバイパスを走り続けて出した数値になる。

逆に燃費が悪くなるのはエンジンの冷間始動時で、エンジンが冷えている際の燃費は強烈に悪い。

冷間始動時はガソリンが気化しにくいため多めに燃料を吹くし、冷えたオイルが粘ることによるフリクションロスを考慮してエンジンの回転数は高めになる。

このせいで、エンジンが冷えている冷間始動の状態から数km程度の近距離移動をする場合、燃費が劣悪になり燃費計の数値が目に見えて下がっていく。

これは、全てのガソリンエンジンにあてはまる傾向だが、Z33の場合は排気量が3.5Lと大きいため、この傾向が顕著に出てくる印象を受ける。近い距離を頻繁に往き来する使い方をするのであれば燃費は6km/L以下を覚悟した方が良いかも知れない。

Z33は燃費を気にするべき車両ではないが、維持費の計算をするうえで燃料費の算出は欠かせない。もし、購入前に維持費の計算をするのであれば、街乗り6km/L、郊外や高速巡航10km/Lあたりで算出すると実燃費との剥離は小さくなるだろう。