LEDバルブ

エンジン停止時、バッテリーが弱っている状態でルームランプを数分点灯させると、バッテリーが電圧降下を起こしてドライブレコーダーの駐車監視モードが電圧カットオフで停止することがある。

これは、ルームランプに使用している電球の消費電流が大きいためで、Z33のドアを開けた状態では実に1.8Aもの暗電流が流れている。
※ドライブレコーダーの暗電流分含む

そこで、ルームランプのバルブをLEDに切替えて電圧降下の発生を抑えることにした。

■Z33用LEDルームランプ

ルームランプ 3点セットとLEDルームランプ台座

今回、ルームランプのLED化にあたって用意したのはZ33/Z34 ルームランプ 3点セットとLEDルームランプ台座スペーサーになる。

Z33のルームランプは構造上、板状のLEDを装着しようとすると空きスペースが発生して綺麗に固定できないことが分かっていたため、設置の最適化を目的にスペーサーを購入した。

ルームランプ 3点セット

ルームランプ 3点セットはルームランプの2個分とラゲッジのランプがセットになっている。車両専用モデルのような売り方をしているが、ポン付けできないので半専用品といったところだろうか。

16個のFULXタイプLED

ルームランプは4×4で16個のFULXタイプLEDが搭載されている。LED単体の仕様は不明だが、LED単体のサイズから、それなりの明るさが期待できそうだ。

8個のFULXタイプLED

ラゲッジ用のランプは4×2で8個のFULXタイプLEDが搭載されている。ラゲッジに荷物を積むことは希なので、こちらはおまけ程度の期待具合といったところ。

T10ソケット

T10ソケットが2つ付属していたが、これはZ33では使うことが無かった。Z34の場合だと必要になるのかもしれない。

台座スペーサー

LEDルームランプ台座スペーサーは両面テープが表裏に付いた10mm厚のスポンジになる。Z33とZ34ではこのようなスペーサーが無いとLEDのパネルが固定できないとのことだったので、合わせて購入しておいた。

■DIYでルームランプのバルブ交換

ルームランプの交換はルームランプユニットを丸ごと外して問いつける方が簡単だ。

ルームランプを外す

内装剥がし等を使い、ルームランプのフロント側を押し出すと簡単に外れる。

ルームランプユニットは自由に

後は、電源のソケットを取り外せばルームランプユニットは自由になる。

ルームランプユニット

これが取り外したルームランプユニットだ。

サイドのツメ

バルブにアクセスするには、半透明な樹脂カバーを固定している両サイドのツメを外して取り外す。

白熱球タイプのバルブ

中には白熱球タイプのバルブが2個入っているので取り除く。

バルブにLEDのアタッチメントを取り付ければ良いのだが、LEDは白熱球と違い極性があるため、事前に点灯するかテストしておいた方が良い。点灯しない場合は、バルブアタッチメントの向きを反転させる。

台座を作る

次にLEDのパネルを固定するためにLEDルームランプ台座スペーサーで台座を作る。ここで、ケーブルが樹脂カバーから透けて見えないように、中央部分に寄せるようにして隠しておいた。

数mm空間を空けておく

LEDパネルの両面テープを剥がして台座に固定するのだが、ルームランプの中央側に寄せすぎると樹脂カバーが干渉するため数mm空間を空けておく。

スイッチが切替えられるか確認

最後に樹脂カバーを戻し、スイッチが切替えられるか確認する。スイッチが押し込めない場合は台座が高すぎて干渉しているため、調整後に再度確認する。

これを車両に戻せば作業は完了となるのだが、消費電力について調査しておきたかったので、極性テストのついでに消費電流を実測してみることにした。

初期搭載の白熱球

初期搭載の白熱球は2個で消費電流が1.122A。

LED

対するLEDタイプは0.178Aと1/6以下の消費電流を計測した。さすがLEDだけ有って効率が良く、目視でも比較にならない位の明るさを発している。これなら実用性も電圧降下対策としても期待が持てそうだ。

ゲッジランプ取り外し

次はラゲッジのランプを交換する。こちらも内装剥がし等を使い、助手席側の隙間に差し込んで引き出す。

電源のソケットを取り外せば自由に

こちらも、電源のソケットを取り外せば自由になる。

LEDバルブのアダプターを取付け

T10タイプの白熱球を取外し、LEDバルブのアダプターを取付ける。固定はこのアダプターに張り付けることで固定することになるが、接触する面積が小さく頼りないので、固定を頑丈にしたい場合は、先ほどの台座スペーサーを加工して取付ける等すると良いかもしれない。

LED化

固定後に戻してみたが、LEDの白くまばゆい光が目に飛び込んでくる。LEDの数が少ないラゲッジでこれならLEDの多いルームランプはもっと明るいわけで・・・

直視できないほどまぶしい

日中でも明るく、夜間に直視しようものなら眩しくて見つめていられない。色温度の関係で視認性は低下するが、その低下分を補って余る勢いの光度なので視認性は交換前よりも向上した。

LEDが樹脂カバー越し見える

ただ、日中にルームランプを見上げるとLEDが樹脂カバー越し見えるので、その点が少し気になったのと、バッテリーの電圧によってはエンジン始動時に点滅をしてしまう。見た目を気にするドライバーにとっては好き嫌いが分かれる点かもしれない。

本来の目的である電圧降下の抑制については、期待通りの結果となった。バッテリーが弱っている時にルームランプを十数分点灯していても、ドライブレコーダーの駐車監視モードが電圧カットオフで録画停止することはなくなった。

LEDバルブは期待した以上に明るく、夜間にルームランプが点灯していると外から車内が丸見えになるのは恥ずかしいのだが、実用性を犠牲にすること無く目的を達成したので良しとしよう。