eBOX-BLE-01

ドライブレコーダーの駐車監視モードによる暗電流対策のため導入した50Wソーラーパネルと共に、現在も稼働し続けているEPEVER社ソーラーチャージャーだが、発電量などのステータスの確認を有線のCC-USB-RS485-150Uで行うためには、毎回PCかAndroid端末に接続する必要があり面倒だ。

何とか手軽にステータスの確認ができる方法は無いかと調べてみると、eBOXという無線通信オプションが存在していることが分かり、Bluetooth通信モデルのeBOX-BLE-01を導入してみることにした。

eBOXにはBluetooth通信モデルのeBOX-BLE-01の他にWi-Fi通信モデルも存在している。Wi-Fi通信モデルは消費電力高い代わりに通信距離が長く、Bluetooth通信モデルは通信距離が短い代わりに消費電力が少ない。

ドライブレコーダーの駐車監視モードを使うことで大きくなった暗電流がさらに増えるのは避けたいところだったので、Bluetooth通信モデルのeBOX-BLE-01に決定したというわけだ。

中身

中身はeBOX-BLE-01本体とLANケーブル、説明書のみ。

構造自体は至ってシンプル

本体の構造自体は至ってシンプル。稼働時のLEDと無線接続時のLED、通信用のRJ-45ポート、その横にリセットボタンが設置されている。

付属のLANケーブルは特別な物ではない。市販のLANケーブルに交換しても問題が無く稼働するため、短く目立たないタイプに交換することにした。
※内部を流れる通信信号はシリアル通信規格

ELECOMの30cm LANケーブル

用意したのはELECOMの30cm LANケーブルLD-GPYTB/BK03になる。

ケーブルは柔軟性がある

ケーブルは柔軟性があり、ベロクロタイプのケーブルタイも付属する。

仮接続

ネットワーク機器に付属していたと思しきLANケーブルで仮接続していたが、LD-GPYTB/BK03が入手できたので両面テープで内装に貼り付けて固定しておいた。

両面テープで内装に貼り付け

機器同士の接続はLANケーブルで接続するだけで初期設定は全く必要ない。電源もLANケーブル経由で供給される。

LANケーブルを接続するとLEDが点灯するが、これが夜間だと眩しく、夜間の走行中に支障をきたすことがあったため、現在は設置位置を若干下げて運転席側からLEDの光が直接見えないようにしている。

ステータスの確認にはBluetooth4.0以降を搭載したAndroidスマートフォン・タブレット、iPhoneかiPadが必要になる。

メーカーページ

Android端末ならGoogle PlayストアからEPEVER(WiFi)アプリをインストールするか、メーカーページに公開されているAPKファイル(Andriod APP for the WIFI&BLE eBox modules)をインストールする。
※メーカーAPKファイル公開ページ(野良アプリなのでインストールは自己責任でどうぞ)

端末の情報を読み取る範囲が多すぎる

Androidではインストール時に端末の情報を読み取る範囲が多すぎるのが気になったが、インストールするAndroidタブレットPCに個人情報は一切入っていないのでそのままインストールした。

EP-01と検索する

iOSの場合はApp StoreでEP-01と検索すると出てくるアプリをインストールする。iOS版では位置情報やアドレス帳といった他のデータにアクセスするための許可を求めてくることはなかった。

無線接続方法の選択

アプリの操作方法は同じで。EP-01を起動したら無線接続方法の選択ボタンが出てくるので、BLEを選択する。

デバイス選択画面

デバイスの選択画面が出てくるのでeBOX-BLE-○○○○○○を選択してConnect BLEの後にDevice Connectedと出てくるのを待つ。
※eBOX-BLE-01通信範囲外の場合は表示されない

Controllerをタッチ

左上の矢印マークをタッチして前の画面に戻り、「Controller」をタッチする。

ボタン表示

いくつかボタンが表示されているが、ソーラーパネル、バッテリー、負荷の状態が知りたい場合は「Real Time Monitoring」を、デバイスの簡易的な設定がしたい場合は「Device Settings」を、バッテリーの充電制御を変更する場合は「Battery Settings」を、負荷端子の設定をしたい場合は「Load Settings」を選択する。

現状ステータス確認

Real Time Monitoringではソーラーパネル、バッテリー、負荷端子の現状ステータスが確認できる。

チャージコントローラーから最新のデータを読み取るには、右上の更新ボタンをタッチするか、画面を下にフリックするとOperation Successfulと表示されデータが更新される。

通信環境によっては通信に失敗してOperation Failedと表示されることがあるが、何度か更新を繰返すと正常に通信できる。それでもダメな場合は、最初期の画面に戻り、歯車マークからWiFi/BLEをタッチして接続先を再度指定すると正常に通信できる。

積算データや詳細表示

さらに、各ステータス部分をタッチすると積算データや詳細表示に切り替わる。そのままスクリーンショット撮れば日ごとのステータスも確認しやすい。

なお、一度接続先を決定しておくと、アプリを立ち上げてステータス表示画面で更新するだけで自動的に接続してチャージコントローラーからデータを読み取るようになる。
※端末のメモリ容量や使用環境によってはアプリ起動時に最初期画面に戻ることがある

Device Settings

Device Settingsでは負荷端子のテスト、日時設定、リセットが可能だ。ここはCC-USB-RS485-150UでPCに接続した時と設定できる範囲に変わりは無い。

Battery Settings

Battery Settingsについてはバッテリーの種類とバッテリーの電圧設定が変更可能になる。CC-USB-RS485-150UでPCに接続した場合や、オプションのMT-50で接続した時と同じく、バッテリーの充電制御をステージごとに細かく設定することも可能だ。

Load Settings

Load Settingsについても全ての制御が可能となっている。

バッテリーステータス

今のところReal Time Monitoring以外の機能はほぼ使用していないが、スクリーンショットで日ごとの発電量やその瞬間の発電状態を確認するには最適で、日照条件や車の向きによる発電量の変化といったデータを取るのに重宝している。

なお、eBOX-BLE-01はBluetoothの低消費電力規格Bluetooth Low Energyを採用しているが、通信距離は思った以上にあり、設置環境にもよるが見通し20m程度は通信が可能だ。

木造建築なら壁一枚程度は問題にならないため、環境によっては屋内から通信も可能で、夏場の暑い時期は外に出る必要が無いので助かっている。

これでPCと接続できれば完璧と言えるのだが、ペアリングの段階で問題が発生するためPCで接続してSolar Station Monitorで使うという方法はできないようだが、もし、接続方法があるのなら教えてもらいたいところだ。
※Wi-FiモデルはPCで利用が可能との話も出ているが詳細は不明

今後もeBOX-BLE-01で発電量の確認をしていく予定だが、ステータスを10分ごとに記録し続けるeLog01というオプションも気になっている。記録したログを吸い出すにはPCが必要になるが、eBOX-BLE-01と同時に使用ができそうなので場合によっては導入するかもしれない。