VQ35DE中期型

Z33は充電制御車ではない。近年採用している車種が多い充電制御車だが、フェアレディZではZ34から導入されている。

従来の低電圧充電制御では、スターターバッテリーに常時充電可能な電圧をかけ、バッテリーが必要なだけ電流を供給するという方法をとっている。このため、エンジンが始動している限りオルタネーターは常に発電し続けエンジンに負荷をかけている。

対して充電制御車は、バッテリーの残量が一定まで下がるか、減速時にバッテリーを充電する制御になっている。これにより、オルタネーターの負荷を低減して燃費の向上に繋がっている。

しかし、アイドリングストップ機能と同じく、週末ドライバーといった毎日車に乗らない環境や、短距離しか走行しないといった環境では、バッテリーの充電が満足にできないため、充電制御といえども残量の減ったバッテリーを充電するためオルタネーターが発電し続け低燃費効果が薄れてしまう。

また、充電制御車はエンジンの負担が軽減した分、スターターバッテリーへの負担が大きくなっており、充放電を繰り返し行なうためスターターバッテリーの劣化は従来の低電圧充電制御と比べると早い。

充電制御車は従来のバッテリーも使用できるが、充電制御車に対応したバッテリーを使わないとバッテリーの寿命を短くしてしまうことがあるため注意が必要だ。

ZERO 703V

前回は、ドライブレコーダーの駐車監視機能について追加する方法と、実際に使ううえでの問題点を指摘した。だが、今回はそれらの問題点を解決するための対策について検討した結果と、それら対策が持つデメリットを合せて紹介していく。

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ZERO 703V

最近のドライブレコーダーには駐車時にも録画が出来る駐車監視機能が搭載されているものがある。しかし、この駐車場監視機能は消費電流が大きく長時間の録画には耐えられない。

これは、車両に搭載されている鉛バッテリーを電源にするタイプや外部バッテリーから電源を供給するタイプであっても同じだ。何故なら、消費したバッテリーを充電する時間が圧倒的に不足している環境に置かれていることが多いからだ。

そこで、今回はドライブレコーダーの駐車監視機能を完全に使い切るための対策について、色々と案を検討してみることにした。

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